株式会社ギークプラスは、物流・製造DXを支援するロジスティクスシステムの開発・製造・販売を行う株式会社アイオイ・システム(本社:東京都品川区、代表取締役社長:吉野豊、以下「アイオイ」)と共同で、AGVとプロジェクションピッキングシステム(以下PPS※1)を組み合わせたGTPソリューション(※2)の提供をスタートしました。
※1:プロジェクションピッキングシステム?PPS
PPSはプロジェクションピッキングシステムの略で、映像投影による次世代のピッキング・仕分け作業支援システムです。画像認識やセンサ認識技術を利用しており、ポカヨケ機能も搭載しています。プロジェクターを活用することで、画像、動画、音声などを使って理解しやすい作業指示を出すことができます。さまざまな業種や業界で活用されており、食品、アパレル、医薬品、部材などに広く利用されています。PPSは、搬送ロボットや自動倉庫などと組み合わせることで、払い出し後の作業を効率化し、作業精度を向上・省人化に貢献できると考えられています。
※2:Goods To Person=商品が作業者の所まで搬送され定点作業が可能なソリューション
<実際の現場写真:SBS三愛ロジスティクス株式会社 一宮センター>
~ステーションまで棚を運ぶギークプラスのAGVとステーションでピッキングする間口を照らすアイオイのPPS~
導入事例紹介動画:SBS三愛ロジスティクス株式会社 一宮センター
◆ ソリューション開発の背景と具体的な効果
このたび提供を開始したGTPソリューションは、SBS三愛ロジスティクス株式会社の一宮倉庫(愛知県一宮市)にて、2023年9月より実稼働を始めています。
<開発背景>
物流業界では、慢性的な労働力不足や大型倉庫におけるピッキング作業者の歩行距離の長さ、流動的な物量増減が課題視されており、生産性向上・省力化・省人化が求められてきました。それに応えるかたちでギークプラスはAGVロボットの開発・導入に取り組んでいますが、生産性向上や省人化を目指してAGVを導入した現場でも、作業者の元に商品が到着した後の作業に課題が残っています。
搬送された棚からピッキング作業をする際、作業者のモニターに表示された情報だけでは、どのロケーションからどの商品をピッキングすべきかを瞬時に判断できず、探すための時間が発生します。特に小物系、日雑系の商材を扱う場合は棚間口が細かく仕切られているため、この時間が生産性の低下の要因になっていました。
<具体的な効果>
AGVが作業ステーションに到着すると、PPSにて取るべき間口が直接照らされ明示されます。PPSはセンサ機能を搭載しており、作業ミスをすると音と光で警告されます。AGVとPPSを組み合わせることで、省人化・作業負担軽減が進み、ステーション内のピッキング作業ナビゲーションによって作業効率UP・作業ミスの削減が可能となりました。
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