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アスクルに対し、ギークプラスがPopPickソリューションを318台納入
段階導入計画に基づき、7割が稼働開始

テクノロジー
最終更新日:2024/08/21
公開日:2023/12/15

今般、AI物流ロボットの株式会社ギークプラス(本社:東京都渋谷区、以下 「ギークプラス」)は、アスクル株式会社(本社:東京都江東区、以下「アスクル」)がASKUL Value Center 関西(以下、 「AVC 関西」)にてギークプラスの新製品「PopPick」(以下、「PopPick」)を導入したことを発表いたしました。同センターではギークプラスの搬送型ロボットが2019年から既に稼働しており、今回は追加の導入になります。PopPick製品の自動搬送ロボットとしては国内最多採用台数となる、318台を納入します。段階的な導入計画に基づき、うち246台が12月21日稼働を開始します。これにより、効率的な入出荷を実現します。 

アスクルでは、ギークプラスのGTP(※1)ソリューションを複数のセンターにて使用し、業務の自動化業務負荷の軽減、それによる商品在庫効率や作業生産性の向上を図っておりました。アスクルの重要な戦略である【品揃えの拡大】をかなえるにあたり、ギークプラスは高さを生かした保管能力、従来の棚搬送型ロボットの2倍の生産能力をもつ新製品PopPickを提案し、採用をいただきました。これにより、作業効率が大幅に向上し、品揃え拡大の戦略を支えると共に、保管能力と入出庫能力が飛躍的に進化します。

この新たなシステムは、より効率的かつ効果的な物流体制の構築に寄与することで、顧客体験の向上を目指します。

 (※1)Goods To Person の略。ピッキングを担当する作業員のいる場所まで直接荷物を搬送するロボットのこと

■PopPick

倉庫の高さを有効活用し、防火シャッター直下を通過できる高さ(3.8メートル)で稼働が可能。防火区画をまたいでロボットが行き来することで、防火区画ごとでオペレーションを区切らず、広い空間を一体的に運用できるのが特徴。ラックの保管効率向上に加え、AGVのメリットのコストパフォーマンスと台数設定の柔軟性を生かした設計を採用している。

出荷動向などのデータを基に、今後のオーダーを予想して出荷が見込まれる商品の入ったコンテナを1つの棚に集めておく機能を持たせており、より短時間で作業を終えられるようにしている。スタッカークレーンは1つのステーションで2台が稼働し、1時間に650コンテナを取り扱える。AGVは1回に60個のコンテナを搬送できる。

製品紹介動画

https://www.youtube.com/watch?v=_B1229RgcIQ