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AGVとRFIDゲートを組み合わせた自動棚卸ソリューション

テクノロジー
会社情報
最終更新日:2024/08/21
公開日:2023/09/12

自動棚搬送ロボットを提供する株式会社ギークプラス(本社:東京都渋谷区、以下 「ギークプラス」)は、と自動認識ソリューション大手の東芝テック株式会社(本社:東京都品川区、代表取締役社長:錦織弘信、以下「東芝テック」)と共同で、神奈川県相模原市相模原LaaSセンターにギークプラスのAGVを活用したRFID自動棚卸ソリューションを導入しました。

■ソリューション導入の背景

RFIDは、店舗にて活用事例はあるもののなかなか倉庫での活用事例が進んでいませんでした。棚卸作業は売り上げを生まず、コストのみかかる作業となります。出来る限り現状の入出荷作業に影響を与えず、工数を減らしたいという課題感をお客様は持っています。この課題を解決すべく、AGVと棚卸ゲートを組み合わせることで完全無人で棚卸が行えるソリューションを作ることにいたしました。

YouTube:https://youtu.be/M4G3ZIEA4N4

~AGVとRFIDゲートの組み合わせソリューション~

■両社を組み合わせることでの具体的な効果

従来の棚卸では、商品についているバーコードをハンディで1商品ごとにスキャンをかけていました。在庫となっている商品分のバーコードスキャンが必要となります。

今回の両社を組み合わせたソリューションでは、商品が入った保管棚をAGVが持ち上げ、RFIDのリーダーを配置したゲートに搬送します。ゲート内で、AGVが回転することで読み取り精度を担保します。読み取り後、保管棚が自動で返り、読み取り結果をシステム内で保持します。棚卸在庫とデータ在庫が違う場合のみ、バーコードスキャンにより、従来の有人棚卸オペレーションを無人化することで、人員数や作業時間帯に左右されずに棚卸業務を実施する事が可能となりました。また、有人での棚卸オペレーションと比較し生産性が約50倍向上いたします。

■相模原LaaSセンター DOJO 稼働中の2,000坪物流現場にEVE90台と新製品PopPickなどを配備したセンターです。見学者様は、実際の物流作業も体験しながら製品の特長を理解できるコンセプトです。 当センターでは、製品導入検討者が、実荷物を預けて生産性の効果検証が可能です。使用するシステムを繋ぎこみ、入荷から出荷までの流れを実際に、 EVEを活用しマテハン導入を進める企業が増えています。 WMSや必要なシステムは当社製の提供もしくは持ち込みの両方が対応可能です。