棚搬送型ロボット「PopPick」と立体型ロボットソーター「t-Sort 3D」との
相互連携でお客様の多様なニーズに対応出来る物流ソリューションを構築
物流ロボットを開発・提供する株式会社ギークプラス(本社所在地:東京都渋谷区、代表取締役CEO:加藤大和、以下:ギークプラス)は、実稼働中の2,000坪物流現場に棚搬送型ロボット「EVE P800R(AGV)」(以下:EVE)90台を配備した相模原LaaSセンターにて、物流ロボティクスサービス「RaaS」を展開するプラスオートメーション株式会社(本社所在地:東京都江東区、代表取締役社長:山田章吾、以下「+A」)と協業でソリューションを構築いたしました。
お客様の多様なニーズに対応した新たな物流ソリューションとして、棚搬送型ロボット「PopPick」と立体型ロボットソーター「t-Sort 3D」を組み合わせた効果を動画にて解説しています。
異なるメーカーのロボットを掛け合わせることで、保管からピッキング、仕分けまで、一連の工程の生産性が向上する仕組みを解説したアニメーションや、将来の発展性についての対談などをご視聴可能です。
YouTube:https://youtu.be/RFBHCkIf8jg
■従来の棚搬送型GTPにさらなる保管効率と生産性を備えたPopPick
日本では年内に実稼働現場が稼働開始予定
PopPickは、EVEシリーズのピッキングロボットが、大量のコンテナを備えた大型のコンテナ収納ラックをPopPickステーションまで運び、 出庫商品が入ったコンテナを、自動的に作業員の手元まで運びます。クレーンがコンテナをオペレーターの目の前に出し入れする構造となっています。
ピッキング速度を1時間当たり最大650コンテナまで高めて、倉庫の保管密度を従来の棚搬送と比較して最大50%向上させるほか、作業生産性を2倍を実現することがかないました。PopPick専用ラックは、倉庫の高さを有効活用し、防火シャッター直下を通過できる高さ(3.9メートル)で稼働が可能。消防区画を跨いでロボットが行き来することで、消防区画ごとでオペレーションを区切らず運用できる。ラックの保管効率はもちろん、AGV(無人搬送車)のメリットであるコストパフォーマンスと柔軟性を生かした設計としています。
海外では既に複数のプロジェクトが実稼働しているPopPickですが日本国内では年内にお客様の倉庫にて稼働開始を予定しています。
■相模原LaaSセンター DOJO
稼働中の2,000坪物流現場にEVE90台と新製品PopPickなどを配備したセンターです。見学者様は、実際の物流作業も体験しながら製品の特長を理解できるコンセプトです。
当センターでは、製品導入検討者が、実荷物を預けて生産性の効果検証が可能です。使用するシステムを繋ぎこみ、入荷から出荷までの流れを実際に、EVEを活用しマテハン導入を進める企業が増えています。
WMSや必要なシステムは当社製の提供もしくは持ち込みの両方が対応可能です。
■会社概要
ギークプラスは2017年8月に日本にて設立。物流自律移動ロボット(AMR)にて世界シェア首位のユニコーン企業である北京ギークプラステクノロジーカンパニーリミテッドと日本資本とのジョイントベンチャーです。ギークプラスはAGV・AMRを既に2,000台以上を日本国内の顧客に導入しており、AGV・AMRの販売、導入、24時間365日対応のメンテナンス、生産性改善コンサルティングを一貫して日本で実施することで、物流プレイヤーの企業価値向上に貢献しています。深刻化する人手不足と機械設備の高い投資リスクを解決するため、次世代ロボティクス技術を活用し、新たな物流スタンダードの共創を目指しています。