今般、自動棚搬送ロボットでトップシェアの株式会社ギークプラス(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:佐藤 智裕、以下 「ギークプラス」)は、クルーズ株式会社(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:小渕 宏二、以下「クルーズ」)の100%子会社であるCROOZ EC Partners株式会社(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:工藤 武尊、以下「CROOZ EC Partners」)と、自動棚搬送ロボット「EVE」を活用したEC向け物流センターを共同開設し、従量課金制での利用を実現したことをお知らせいたします。
■ リリース内容
弊社の自動棚搬送ロボット「EVE」を活用し、CROOZ EC PartnersとEC向け物流センターを共同開設いたしました。一般的にはピッキング作業の内、80%の時間は作業者が歩いているだけの時間と言われていますが、「EVE」が「人」に代わって商品を探し運搬することで、商品のピッキングに掛かる時間を大幅に削減することが出来ます。また、「EVE」の場合、作業が平準化され、繁閑期やセールなどに伴うECの物流波動にも対応できます。それにより、EC事業者様の抱える問題を解決できる倉庫現場が実現しました。■共同プロジェクトにおける両社の役割・CROOZ EC Partners 1) ギークプラスの「EVE」を用いた物流現場への誘致/営業 2) 新規案件の現場構築に向けた要件定義・ギークプラス 1) 従量課金制のAGV(搬送ロボット)を用いた物流オペレーションの構築 2) EC物流のサービスレベル向上
■代表コメント
・CROOZ EC Partners 代表取締役社長 工藤 武尊
これまで当社では「出荷できない=ユーザーに遅れて届く」というEC物流ならではの課題を抱えておりましたが、ギークプラスさんとの共同プロジェクトによって解決の見通しが立ちました。
繁忙期に物流がボトルネックで売上・販売が強化できない、といったクライアント側の課題を解決する、事業・売上の最大化に直結する物流センターであり、単純なコスト削減だけではないソリューションが魅力的になるのではないかと思っています。
・ギークプラス 代表取締役社長 佐藤 智裕
「EC配送サービス品質は改善したいが、自前のロボット投資はハードルが高い」そのようなお客様の声をたくさんいただいておりました。この度クルーズさん共同で、この様な物流課題への解決策として、従量課金制で利用できるロボット物流を提供するセンターを立ち上げることができました。
当センターでは、ロボットメーカーとしての知見を活かし、ロボット特性を加味したシステム連携やロジックの最適化を通じて、出荷効率 / 出荷キャパシティの最大化を図ります。
この取り組みにより配送リードタイム短縮、より安定したオペレーションの実現等の充実したサービスをECご利用者様に届けられる仕組みを実現化できると信じています。
■CROOZ EC Partnersについて
CROOZ EC Partnersは、2018年5月10日にクルーズのグループ経営への移行に伴いクルーズよりECソリューション事業を承継し、ECサイトのシステム構築から運用支援、フルフィルメント等EC運営に関わる各種ソリューション事業を提供しているクルーズの100%子会社です。ECサイト運営のソリューションをワンストップでご提供することで、パートナー企業様の永続的な企業価値の向上へと努めております。
URL:https://crooz-ec-partners.co.jp/
■ギークプラスについて
ギークプラスは、中国で2015年に創業。既にグローバルで200社 / 2万台以上の搬送型ロボット (AGV)の導入に成功し、世界及び国内シェア首位のユニコーン企業となっています。日本法人は2017年に設立され、既にDHLサプライチェーンや、大和ハウスなど、大手物流プレイヤーに相次いで導入され、国内でも最大手の地位を確立。物流ロボットの販売、導入、24時間365日対応のメンテナンス、生産性改善コンサルティングまで、一貫して日本で実施することで、物流プレイヤーの企業価値向上に貢献しています。深刻化する人手不足と機械設備の高い投資リスクを解決するため、次世代ロボティクス技術を活用し、新たな物流スタンダードの共創を目指します。
製品紹介動画: https://www.youtube.com/watch?v=xoev1N0nz6A
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